カドラボ#007・マンゴー・ラッシー・リヴェンガ(KADOLABO #007 Mango Lassi Revenga)|伊勢角屋麦酒(Ise Kadoya)|三重|STYLE:サワーIPA|ABV:7.0%

カドラボ#007・マンゴー・ラッシー・リヴェンガ(KADOLABO #007 Mango Lassi Revenga)
名称
カドラボ#007・マンゴー・ラッシー・リヴェンガ(KADOLABO #007 Mango Lassi Revenga)
メーカー/販売元
伊勢角屋麦酒(Ise Kadoya)[有限会社二軒茶屋餅角屋本店]
産地
日本(三重県)
スタイル
サワーIPA/フルーツビール
アルコール度数
7.0%
IBU
EBC(SRM)
特徴
ブルワー山宮のデビュー作「Mango Lassi Smoothie」のリベンジバージョンで、 デビュー作ではマンゴーを使用せずにマンゴーラッシーを再現するというコンセプトでしたが 「#007 Mango Lassi Revenga」ではそのコンセプトをあえて破壊してマンゴーピューレを使っているそうです

引用:ISEKADO広報ブログ-Vol.23

ブルワー山宮のデビュー作「Mango Lassi Smoothie」のリベンジバージョンで、 デビュー作ではマンゴーを使用せずにマンゴーラッシーを再現するというコンセプトでしたが 「#007 Mango Lassi Revenga」ではそのコンセプトをあえて破壊してマンゴーピューレを使っているそうです

引用:ISEKADO広報ブログ-Vol.23

クラフトビールシーンにおいて、ビールをキャンバスとしてビール以外のものを表現するという新しい流れが注目されています。スイーツやペイストリーをイメージしたスタウトや、スパイスコーラ風味のスパイスビール、フルーツスムージーのようなサワーエールなど、醸造家たちの創造力は尽きることがありません。

2020年にビール醸造家としてデビューした私は、ビールでビール以外のものを表現することをテーマに掲げ、マンゴーラッシーをビールで再現することに挑戦しました。当時、スパイスカレーにハマっていた私は、カレーに合うビールを作りたいと考え、マンゴーラッシーをイメージした「Mango Lassi Smoothie」をSession Hazy IPAをベースに作成しました。このビールではフルーツを使用せず、マンゴーらしいプロファイルを持つホップを組み合わせてトロピカルな風味を与えることで、エスニックなニュアンスを表現しました。


そこで、今回のリベンジ醸造「007 Mango Lassi Revenga」では、Fruited Sour IPAのアプローチを採用しました。Lacancea Thermotolerance種の乳酸生成酵母Philly Sourと、弊社固有の野生酵母Saccharomyces Cerevisiae Kadoya-1を共発酵させ、バナナヨーグルトのようなキャラクターを持つサワーエールを作り、マンゴーピューレを加えました。これにより、マンゴーとヨーグルトのニュアンスを表現しました。

フルーツらしさはフルーツのアロマだけでなく、糖度やpHなどのテイストに関連するパラメーターも重要です。フルーツの果実よりもフルーツらしいキャラクターを作り出すことが、今後の醸造技術の目標の一つです。このような挑戦を通じて、ビールの新しい可能性を探り続けています。

要約元:KADOLABO 007 Mango Lassi Revenga|KADOLABO

感想
仄かに漂うマンゴーアロマ


マンゴーと柑橘フレーバーに乳酸系の穏やかな酸味

想像していたよりドライで 少し野生酵母由来の独特な余韻もあります。

2杯目を注ぐとマンゴー感が強いです。
これは、スムージー系でありがちな底にマンゴーーピューレが沈殿してしまっているかもと思い
カドラボ#007・マンゴー・ラッシー・リヴェンガ(KADOLABO #007 Mango Lassi Revenga)
3杯目注ぐときに、瓶をゆすってからグラスにいれると色も濃くなり一層マンゴー感が強くなりました。 ドライな感じになったのは、開栓がおそかったからかもしれません。(このビールは鮮度がいい方がおいしかったかも)