”西”の【ひれ酒】とありますように、ひれ酒のようにカニの殻を炙って飲むお酒のようです。
”東”の【から酒】
古くから伝わる西と東の“ご褒美酒”
今から約70年以上も前から粗悪な酒を驚くほどまろやかに、そして風味豊かに変化させる魔法のような飲み方として港町周辺で親しまれてきた。
西の『ひれ酒』は日本酒好きのみならず多くの方が知っている高貴な日本酒の飲み方としてその地位を確立している。
東の『から酒』は蟹を食べないとなかなか味わえない事から、知る人ぞ知る日本酒の楽しみ方として人気がある。
上記の 牛渡水産のサイトにも記載されていますが、 牛渡水産よりいばらガニのチップとワンカップがセットになった商品があるみたいので長男にお願いしたら、網走監獄ポテトチップスと帆立ラー油と一緒に送ってきてくれました。
水渡水産のから酒セットを開封すると、
金滴酒造、君が袖の本醸造ワンカップ(180ml)、いばらガニのから2g、から酒の楽しみ方の記載された説明書が同梱されていました。
説明書を要約すると
1.カニの入った袋と本醸造ワンカップを500Wで1分50秒程度加熱となります。 説明通りに作ってみることにします。
2.ワンカップにカニ殻を入れ7分ほど置きます。
蟹殻は2本はいっていたのでどうしようかと思いましたが、ワンカップの中に2本とも入れる事にしました。
時間になったので飲んでみると香ばしい焼き蟹のような風味がお酒に出ていてうまいです。
身はないのですが、焼き蟹の身も入っているような錯覚すら覚えます。
蟹殻を2本とも入れたせいか、時間がたち更にお酒にしみでてくると焦げ臭い感じもしてきました。
蟹殻は1本で良かったのかもしれません。
から酒は一杯だけでなく二杯目もおいしく召し上がっていただきます。との事なのでもちろん2杯目に突入です。
一杯目は網走で古くから愛されるお酒「君が袖」でキレのある日本酒と香ばしい蟹の風味が混ざりあう網走の酒文化をお楽しみください。
二杯目お好みのお酒でそうぞ。なじみのある味わいも、から酒としてお召し上がりいただくといつもと違った姿へと変貌します。
再度お酒と一緒に蟹殻を温めてからお召し上がりください。
もちろんうまいです。
最近は蟹高いのであまり買いませんが、今後蟹を食べるときは殻を炙って から酒にしようと思います。