ローデンバッハ・ヴィンテージ・2019(Rodenbach Vintage 2019)|ローデンバッハ(Rodenbach)
- 名称
- ローデンバッハ・ヴィンテージ・2019(Rodenbach Vintage 2019)
- メーカー/販売元
- ローデンバッハ(Rodenbach)
- 産地
- ベルギー
- スタイル
- フランダース・レッド・エール
フランダース・レッドエールとは、
内側をコーティングされていないオーク樽で約1~2年熟成させます。
コーティングされていないオーク樽で熟成することで、ビールと木が直に触れ樽に常在する野生の乳酸菌がビールを酸っぱくし、
樽の成分であるタンニンなどによって赤ワインのような濃い赤色のビールが出来上がります。
その鮮やかな色とフルーティーな香りから、多様なビアスタイルの中で最も赤ワインに近いビールとも言われてます。
- アルコール度数
- 7.0%
- IBU
- –
- EBC(SRM)
- –
- 特徴
-
ローデンバッハ・ヴィンテージは、ローデンバッハ醸造所の
醸造責任者Rudi Ghequire(ルディ・ゲキエール)の
情熱、培った知識と長年の経験から生まれた最高傑作です。
毎年、ビールの熟成に2年使用されたオーク樽の中から
このビールを入れる樽を選びます。
この選ばれたオーク樽に入れたビールはローデンバッハ・ヴィンテージ
と名づけられ、非常に希少なビールです。
オーク樽の番号、熟成の開始の年はラベルに表記されます。
ローデンバッハ・ヴィンテージは、100%熟成したビールで、
ローデンバッハ・グランクリュの優れた味わいを持ち合わせています。
複雑でまろやか、爽やかで刺激的な味わい。
りんごのような酸味の中に、カラメルやハチミツ、オークと
かすかなバニラの風味、チェリーとリコリスを感じられます。
香りはカラメルとオーク、青りんご、ハチミツとチョコレートを
合せたものを感じさせます。
かすかな酸味とフルーティな後味はグランクリュのワインのように
バランスがよく長い余韻を楽しめます。
ローデンバッハ・ヴィンテージは、ワールド・ビア・アワード、
レッドビールカテゴリーにおいて、2011年、2012年、2014年、
2016年、そして2017年に、世界最高のビール賞を受賞しました。
あらゆる点で優れた一品です。
- 感想
-
開栓すると酸味と樽由来のタールの様なアロマが部屋に漂います。
口に含むとほんのり酸っぱくて、酸っぱめのりんごとかあんずのよう。
バレルエイジドらしい、樽由来の風味も感じつつ、そこからフルーティーで微かな甘みがじんわりと続きます。
瓶詰して数ヶ月しか経過していなかったのですが、もっと熟成させたのも飲んでみたいビールです。