ニュー・ソラチ・スタイル(New Sorachi Style)|忽布古丹/ホップコタン醸造(Hop Kotan)
- 名称
- ニュー・ソラチ・スタイル(New Sorachi Style)
- メーカー/販売元
- 忽布古丹/ホップコタン醸造(Hop Kotan)
忽布古丹醸造は道内で唯一ホップが商用栽培されている上富良野町にある醸造所。その土地の希少なホップを使ったビールづくりを追求する稀有な存在で、定番ビールは「地のホップで醸す」というテーマを体現する《HOP KOTAN ORIGINALS》と名付けられました。上富良野産ホップ100%使用の忽布古丹醸造の新しい原点となるクラフトビール。
- 産地
- 日本(北海道)
- スタイル
- ドライ・スタウト(Dry Stout)
- アルコール度数
- 4.5%
- IBU
- –
- EBC(SRM)
- -(-)
- レイトビア
- –
- 特徴
-
名付けの通り、ホップは私たちが醸造所を構える上富良野から誕生した「ソラチエース」を使用しています。
杉やヒノキのようなウッディなキャラクターを持つことで有名なホップ品種です。
このホップは濃色のビールの中でよりそのキャラクターの価値が発揮されるという仮説が私たちにはありました。
実は木の香りとビールは相性が良いのです。
我々は、木樽に入れられて熟成の進んだ素晴らしい濃色ビールをいくつも知っています。
木樽に入れられたビールが木の成分を取り込み、ウィスキーやワインのような奥深さを手に入れるバレルエイジングという手法があります。
現代のようにステンレスの設備が当たり前になる時代より以前のビールはほとんどがバレルエイジングでした。
実際に、1950年代後半まで、世界的に有名な某黒ビールも木製の樽に入れられていたといいます。
それらのビールがどのような味だったのか私たちには興味がありました。
皆さんもきっと同じではないでしょうか。
そこで、100年以上前から続く伝統的なドライスタウトを、現代的に、忽布古丹的に、再解釈した結果が、木のキャラクターを持つソラチエースの使用です。
木樽でバレルエイジングを行なわずに、数百年前のドライスタウトをソラチエースでリバイバルさせました。
チョコレート、ナッツのようなフレーバーは焙煎した麦芽から、杉やオークなどの複雑な味わいはソラチエースによってもたらされました。
本当に木樽でアーリーフィニッシュさせたかのようです。
それでいて、アルコール度数は低く、スムースな口当たりで、ボディは軽く疲れない設計。
引用:忽布古丹 ニュー ソラチ スタイル / Hop Kotan New Sorachi Style – BEER VOLTA
- 感想
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基本的にはドライスタウトにソラチホップのフレーバーです。
サッポロのSORACHI1984に比べホップの華やかさよりウッディ-さが協調されていて
確かに、スタウトに合うと思います。
ホップコタン醸造(Hop Kotan)は立ち上げ時、クラウドファンディングで支援したブルワリーなので順調そうなので嬉しいです。