大麦のワイン[エル・ディアブロ](el Diablo)|サンクトガーレン(Sankt Gallen Brewery)
- 名称
- 麦のワイン[エル・ディアブロ](el Diablo)
- メーカー/販売元
- サンクトガーレン(Sankt Gallen Brewery)
- 産地
- 日本(神奈川)
- スタイル
- バーレーワイン
- アルコール度数
- 10%
- IBU
- 91
- EBC(SRM)
- 26(13.0)
- レイトビア
- 95Sankt Gallen El Diablo – RateBeer
- 特徴
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麦のワインは19世紀のイギリスを発祥とするれっきとしたビールの1種です。
寒冷でブドウ栽培が出来なかったイギリスがフランスワインの人気に嫉妬して造ったと言われています。
“ワイン”と名に付くようにビールでありながらワイン並みのアルコール度数を持ち、ワインのように年単位での長期熟成が可能です。
原材料は通常ビールと同じ麦芽、ホップ、水、ビール酵母のみ。それを膨大な量使用し、極限までアルコールを高めています。
麦芽は通常の2.5倍以上使用。さらに麦汁の濃度の高い部分だけを使っているため、ビールとは思えないほど非常に濃厚です。
通常サンクトガーレンの醸造システムでは1回の仕込みで約2000Lのビールが造れるところ、麦のワインは半分の1000Lしか造れません。
完成までにかかるコストが並大抵ではないことから、日本で造っているメーカーは殆どありません。
とろり官能的のど越し。ブランデーのように味わうビール。
- 感想
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飲み口は酸味や心地よい甘味
バーレーワインらしい芳香な甘味を感じますが、後味は(けっこうドライで?)、それを圧倒する苦味があります。
姉妹品の小麦のワイン[ウン・アンヘル](Un angel)と飲み比べるのも楽しいですし、シメイ・ブルー同様賞味期限が5年あるので、数本購入し熟成させて味の変化もたのしみたいビールです