実を言うと数年前まで知りませんでした。
居酒屋等の、のぼりを見たことありましたがあまり、気にした事ありませんでした。
家飲みが多くなり、吉田類さんの「吉田類の酒場放浪記」を見るようになってからホッピーが気になって飲むようになりました。
ホッピー (Hoppy) とは、コクカ飲料株式会社(現・ホッピービバレッジ株式会社)が1948 年に発売した、麦酒様清涼飲料水(炭酸飲料でビールテイスト飲料の一種)である。また 、焼酎をこれで割った飲み物も、ホッピーと呼ぶ。では生ホッピ―をご存知でしょうか?
生ホッピーとは、専用の生ホッピーサーバーから注がれる生ビールのようなホッピーのことです。きめ細かなクリーミーな泡となめらかな味わいが特徴で、生ビールでもない、ホッピーでもない、まさに生ホッピーだけの味わいを楽しめます。クリーミーで喉越しが良く飲みやすい樽生ホッピーですが、その分グビグビいけちゃうのでとってもキケン!基本は、専用サーバーから注ぐホッピーのようです。
ただ、ホッピー自体は酒税法の関係で、アルコール度数が1%以下のはずなので、基本的には、樽にホッピーと焼酎を混ぜたのちサーバーで注いでいるはずです。
おそらく、焼酎の前割りと同じでホッピーと焼酎がなじんで美味しくなるのではと思います。
焼酎の「前割り」とは、焼酎をあらかじめ好みの濃度に割り水しておく飲み方です。
焼酎と水を混ぜ合わせた後、一晩から数日間、寝かせておくと、焼酎と水がなじんで、通常の水割りやお湯割りよりも格段においしくなると言われています。
そんな訳で、アサヒミニ樽サーバーという(ミニ樽専用の炭酸ガスと冷却機能がある自宅用としては本格的なビールサーバー)で、生ホッピーに挑戦してみようと思います。
現在、ミニ樽サーバーで使用できるミニ樽はアサヒスーパードライの2L樽と3L樽しか販売されておらず、ほぼ、宝のもちぐされとなっています。(実際は 自宅で簡易ビールサーバーを使って業務用の樽生ビールを飲むの記事で紹介した写真の減圧弁のように ドラフトコックや減圧弁等の部品は有効に使ってますが)
まずは、空のミニ樽(今回は2L)とホッピー数本、キンミヤ焼酎を準備します。
ホッピーの基本は、ホッピー5に対して焼酎1です。
今回は、2Lのミニ樽を使用するので、比率的には焼酎:330ml、ホッピー:1670mlになります。
と言う事は、330mLのホッピー5本+焼酎350mlで丁度よさそうです。
空のミニ樽(今回は2L)にホッピーをなるべく泡が立たないように入れていきます。
入れ終わったら、一杯になるようにキンミヤ焼酎を足していきます。
入れ終わったら、普通にスーパドライのミニ樽をミニ樽サーバーにセッティングするように セットします。そして減圧弁を開いて加圧します。
※現在は、使い勝手が良い様にアサヒミニ樽サーバーをオークションで手に入れた(キャンペーンの賞品、商品化されたサヒスーパードライ ミニ樽ホームサーバー2001)、ホームセンターで売っている チューブ等を組み合わせて使ってますのでお持ちのミニ樽サーバーと違うかもしれません
減圧弁を加圧していると、二酸化炭素が液体にとけこみますので、数時間そのままにしたら完成です。
これだけでも、焼酎とホッピーをグラスに入れて飲むより数時間立っている事もありいい感じになりますが、 焼酎の前割のように更になじむのを待つなら翌日以降に飲むのが良いと思います。
これで、キッチリときめ細かい泡だちのホッピーができあがります。 キンミヤ焼酎以外の好みの焼酎でやってもいいですし、混ぜる比率や、副原料を入れるのも自由自在です。
今回は、アサヒミニ樽サーバーでの生ホッピーの作成方法を紹介しました。
アサヒミニ樽サーバー以外に、炭酸水メーカー(炭酸水メーカは使用したこと無いので本当にできるかは分かりません)でもできるかもしれませんので興味がある方は試してみてはいかがでしょうか?