市販ビール(ギネス・エクストラ・スタウト)にオークチップでバレル・エイジド・ビール風に挑戦

市販ビール(ギネス・エクストラ・スタウト)にオークチップでバレル・エイジド・ビール風に挑戦

バレル・エイジド・ビール(樽熟成ビール)美味いけど、手間暇かかる為に、大抵1,000円以上し結構高っかったりします。
そんなわけで、市販ビールにオークチップを入れてなんちゃってバレルド・エイジド・ビールになるか試してみることにします。



バレル・エイジド・ビールは濃色系のエールビールがメインですが、ラガービールでも美味しいです。

初めて、バレルエイジビールを飲んだのは限定醸造?のラガー系のバレルエイジビールでした。
ブログをやる前(5年程前?)で銘柄を忘れてしまったのですが...


バレル・エイジド・ビールは、実際にオーク樽を用いて造りますが、

1980年代、東京で流行したインベーダーゲームにインスパイア。大量のスペシャリティモルト、ジャスミン、クランベリーを使用し、バケツいっぱいのお気に入りのホップでドライホッピング。その後トーストしたフレンチオークチップと共にじっくり熟成しました。IBU:85
の様に、フレンチオークチップを使って香りづける事も可能です。

以前ホッピーをオークチップでバレルエイジビール(樽熟成ビール)風にアレンジ にも記載しましたが オークチップとは
ワインはアルコール発酵をさせた後に熟成をさせて造る事が多いのですが、その際「フランス産のオーク材を使った樽」で熟成をさせる事で最も高品質なワインを造る事ができるとされています。
フレンチオーク樽を使って熟成をさせると何が良いかと言いますと、樽から出るバニリンという成分が甘く香ばしいバニラ香をワインに付け加え、タンニン(渋味)を強化するなどの効果を期待できます。
樽と同じ素材のオークチップ(木片)をワインの入ったタンクに投入し風味を抽出することで、フレンチオーク樽と同じ味わいを作り出そうという手法です。

引用:オークチップについて | ポルトガルワインの崖の上

今回は、丹羽コルク興業(株)の通販で
オーク樽の材料となるフレンチオーク(樫)材をトーストし、チップ状にしあげました。
ワイン、焼酎などのお酒にオーク樽のすばらしい香りが簡単につけられます。
1Lのお酒に2片ほどのチップを入れて1日~1週間おいてみてください。オーク樽の持つ、甘く芳醇な香りと深い色がつきます。
特に焼酎好きな方、本当に旨いからやってみて!!
フレンチオークチップ
フレンチオークチップ|お酒に漬け込み

引用:https://www.niwa-cork.co.jp/products/corkshop/french_oak_chip.html

の商品を購入しました。

オークチップを煮沸してから使用するか悩みましたが、熟成させるわけではなく ビールにつけて数日で飲むので今回は、ドーバーパストリーゼを気休めに噴射して使う事にします。
今回のビールは無難にスタウト(ギネス・エクストラ・スタウト)でやってみる事にします。
最初はアサヒスタウトにオークチップを入れてみようと思って、やまやに買いに行ったのですが残念ながら置いていませんでした。

1.ビールの栓に硬貨を置き、栓抜きで開けます。
こうして開けると、栓が綺麗な状態のまま開栓できます。

2.フレンチオークチップをドーバーパストリーゼを気休めに噴射して注ぎ口から入れます(今回は一片)

フレンチオークチップ
3.注ぎ口に先ほど開けた栓をのせ押し込み再びビールに栓をします。(打栓機を持っているなら念のため栓をきつく閉じます※打栓機をもっているので 使用しています。もしかしたら打栓機がない場合はペットボトルの方が良いかもしれません)


4.冷蔵庫にいれ、2、3日ほど静かにおきます。


以上です。

今回は、初挑戦なので結果を後日追記します。

ギネス・エクストラ・スタウトにオークチップ
3日後、開栓しました。
入れたチップの量が少し少なかったのかもしれませんが、 口に含むと、オーク独特の甘みより、木ちっくな味が勝ってしまっていて、本当のバレルエイジビールには到底かなわず、取って付けたような味があります。


チップの量を増減させてみるか、クリアニッカなどの安めのウヰスキーに一度、オークチップを漬けてからビールに入れるなど 色々試してみます。

ブラックニッカ ブレンダーズ スピリットをホッピで割ってみると、結構ラガー系のバレル・エイジド・ビール風で美味しかったです