クラフトビールはヤッホーブルーイングのよなよなエールやインドの青鬼などコストパフォーマンスのすぐれたビールで300円程度で販売されてますが、主流の価格は500円から700円ぐらいが多いとおもいます。
また、1,000円超えのビールも数多くあり、長期熟成ビール等になると、数万円するビールもあります。
そんな訳で、毎日、がぶがぶ飲むのは懐事情的に厳しい為、手軽でなるべくコストパフォーマンスが優れた方法は無いか色々考えてます。
色々なスタイルのビールが好きですが、ホッピーなビールも好きなので、ホップを追加するだけで変わりそうな、
ホップ増強パターンで色々やっています。
以前、ホッピーにホップオイルを添加する形を紹介しましたが、
今回は、市販のビールにホップアロマを増強する形を試してみたいと思います。
使用ホップは緑のカーテン代わりに栽培しているホップ(カイコガネ)を使用します。
カイコガネは元々日本産のホップと言う事もあり、日本の環境に良くなじんでいて、ほっといても良く育ちます。
9月はフレッシュホップの季節です。とれたてホップを使用するビールは限定された時期に販売されて美味しいです。香り、味は特別です。や 茶漉しボール内にホップを入れてそのまま茶漉しボールをパイントグラスやジョッキグラスにれてビールを注ぐ 方法で、ホップのアロマをビールにつける事ができるようですが、今回は単純にホップをビール瓶に入れて数日置く方法で試してみたいと思います。
瓶入り・ケッグ入りのフレッシュホップビールが手に入らない時や場所があります。そうならどうすればいいでしょうか。
ワークショップで教えられる造り方の一つ、普段フレンチプレスは美味しいコーヒーをつくる道具です。しかし美味しいフレッシュホップビールをつくるのは便利です。コーヒー豆の代わりにホップをプレスに入れて簡単にフレッシュホップビールができます!
ビールをペットボトルに移してチャティを使う方法もあるようですが、
今回は瓶ビールをそのまま使う形にしました。
ホップのアロマを生かすには、スーパードライ(味が薄い)が良いと思いますが、
苦めが良かったので、キリンラガーを使用する事にします。
1.ビールの栓に硬貨を置き、栓抜きで開けます。
2.ホップ(今回は緑のカーテンを兼ねて庭で栽培しているカイコガネ)を注ぎ口から入れます(今回は8個程度※もう少し多い方が良い気もしますが、瓶の中のビールが瓶の上部まで上がっていたためやめました)
ホップペレットやホップオイルでもいいと思います。(一番手軽なのはホップオイルかと思います)
ホップペレットの場合は静かに注ぎつつ、茶漉しを使ってかすをとる必要があるかもしれません(ペレットを使う場合は、チャティとペットボトルを使う方が良いかもしれません。)
3.注ぎ口に先ほど開けた栓をのせ押し込み再びビールに栓をします。(打栓機を持っているなら念のため栓をきつく閉じます※打栓機をもっているので 使用しています。もしかしたら打栓機がない場合はペットボトルの方が良いかもしれません)
見えにくいかもしれませんが、ホップがビール上部に浮いています。
4.冷蔵庫にいれ、数日から2週間ほど静かにおきます。(使用するホップや量、どれぐらいアロマやフレーバーを抽出したいかによって異なります)
以上です。
今回は、初挑戦なので結果を後日追記します。
9日後、開栓しました。開栓した瞬間にスパイシーな香りが漂います。
グラスに注いでも香りが漂います。(瓶ビールの注ぎ口は小さい為、意外にホップがでてきません)
口に含むとスパイシーなフレーバーと奥の方に少し草っぽいフレーバーがあります。
きっちり、ホップ(カイコガネ)の増強ができていて後味はキリンラガーの苦味があり、おいしいです(念のためノーマルのキリンラガーとホップ増強したキリンラガーで飲み比べしました)
以前のホッピーのなんちゃってとは違って、普通にホッピーなビールになっていてお勧めです。(キリンラガーでやると後味ガツンではないですが、きっちり苦いビールにはなります※投入したホップで苦くなるわけではありません)
色々なホップでやっても楽しいと思います。(カスケードやシトラ等の柑橘系アロマホップの方がより効果は出やすいかなと思います。)
カスケード、シムコー等、他のホップ苗も手に入ったら育てたいと思います。
※ビールの残りがすくなくなると、ホップがラムネのビー玉みたいに、蓋をしてそそぎにくくなることや ホップがコップに入ったりはします。 コップに入っても、浮いてる状態なのであまりきになりません。(コップを口につけても結局、ホップは上側に移動するので)