有ると少し便利なグッズ編|自作で空冷式(直出し式)ビールサーバー 

あると少し便利なグッズ編|自作で空冷式(直出し式)ビールサーバー 

業務用ビール樽を飲む為の、部品は、自作で空冷式(直出し式)ビールサーバーで、既に紹介している様に最小構成は
自作で空冷式(直出し式)ビールサーバー 簡易(ピクニックフォー)バージョンの、ミニガス(またはミドホン)→減圧弁→ガスホース→ディスペンサーヘッド(キリン用とアサヒ(またはサッポロ、サントリー)用)→飲みたいビールの業務樽(ケグ)→ディスペンサーヘッド→ビールホース→ピクニックフォーで可能です。

使い勝手の良さから普段、使用しているのは、
自作で空冷式(直出し式)ビールサーバー ドラフトコックバージョンビールホースの長さで紹介しました、
ディスペンサーヘッド→異径レジューサPGJ10-6→外形6mm、内径4mmのシリコンチューブ→異径レジューサPGJ10-6→タップ裏L字継ぎ手→シャンク→ドラフトコックの形を使用しています。
ビールホースの径を細くすることでホースの長さを短くし取り回しを良くしています。また外形6mm、内径4mmのシリコンチューブはホームセンター等でも売っているので入手しやすいです。




ガス部分は ミニガス→アサヒミニ樽サーバー用の減圧弁→外形6mmの耐圧ホース→ボールバルブPISCO BVU66→日本ピスコの継手(違径ニップル)PISCO PIG8-6→ディスペンサーヘッドと してます。
途中にボールバルブを挟むことによって、ボールバルブで栓をすることが可能になります。
ボールバルブPISCO BVU66→日本ピスコの継手(違径ニップル)PISCO PIG8-6|ビールサーバー

普段は、
空冷式(8度から―20度まで温度設定可能なレマコム 三温度帯冷凍ストッカーをお酒用の冷蔵庫として使用してます。※レマコム 三温度帯冷凍ストッカーに関しては 生樽ビールや日本酒専用冷蔵庫に レマコム 三温度帯冷凍ストッカー で紹介してます。)で樽(ケグ)自体を冷やしているため、然程、ガスの圧を強くする必要もなく、二酸化炭素が溶け込みやすい為、 コックからビールの出方が弱まったら、ミニガスの栓を開き、しばらく加圧した後(ビールの注がれる勢いや飲んだ時の炭酸の溶け具合等で適当に判断してます)ボールバルブの栓をしてミニガスを閉じる形で使用しています。
また、ボールバルブで栓をしていますので、別の業務樽(ケグ)にミニガスを接続する事が可能になります。


アサヒミニ樽の減圧弁は6mm径ですがビール用の減圧弁は8mm径の為、PISCO PGJ8-6などの異径レジューサで変換してボールバルブ(BVU66)を使用するか、 、BVU20-0808等を使用して、減圧弁→ビール用ガスホース→ボールバルブ(BVU20-0808)→ビール用ガスホース→ディスペンサーヘッドのように8mm用のボーバルブを使用する形になるかと思います。 (※BVU66の10シリーズより、BVU20-0808は、最高使用圧力0.9MPaまで使用可能です)



購入しただけで、一度も使用したことは有りませんが、圧を正確に測定したい場合は、 プレッシャーゲージ(圧力計、ユニオンストレート)。PISCO GPU6-6(GPU66)は、メータが無い減圧系で圧力が測れるようになるので便利かもしれません。


メンテナンス用部品としては チューブ部分の切り方が良くないと継手部分から漏れる場合があるので、綺麗に切断したほうが良く、 ハサミやカッターで代用が効きますが、専用のチューブカッターもあると結構便利です。
また、チューブ自体が使用していると、端が傷つて漏れるようになる場合もあります。
その場合も、傷ついた部分を再度、チューブカッターで切り落として使います。
あとは、消毒用として、ドーバー パストリーゼ77を使用しています。
コック部分も含め全て冷蔵庫内にあり劣化が少ないため、基本的には、ディスペンスヘッドを着けるとビールが無くなるまで そのまま、付けっぱなしにしています。

その為、気休め程度に装着時には接続部分にドーバー パストリーゼ77を噴射し、 飲み終わった後は、ドラフトコックの注ぎ口に噴射し、ティッシュを詰め込んでサランラップに包む形としています。

これで、個人的には10Lの樽が無くなるまで美味しく飲めてます。

今回はサッポロ エーデルピルス。
開栓して最初の一杯目なこともあり、泡が荒いですが...
サッポロ エーデルピルス|自宅でビールサーバー
自宅にビールサーバーが有ると業務樽用でしか飲めないビールが飲めるのも少しうれしいです。

勝手な想像ですが 大手メーカー系のビールの業務樽は、瞬冷(氷冷)式が前提で樽が常温の時を基準に 樽内の圧を調整しているのかなと思ってます。

なので、空冷の場合、最初は、炭酸が溶け込みすぎているように思います。
開栓して翌日以降は、良い感じに注げます。


自己流で正しいかは分かりませんが
ビアバーで良くある美味しい注ぎ方、 勢いよく注いで、泡をナイフで除く方法や
大手系が推奨している、泡出し機能で、泡を追加する事もなく
コックからビールの出方が弱まったら、ミニガスの栓を開く使い方で(感覚的に微調整していますが)、グラスを斜めにして静かに注ぐと 炭酸が程々でピルスーナー系ビールなら、綺麗に黄金比のきめ細やかな泡ができます。
他に、取扱い的に注意している事は、 最初、開栓する時は減圧弁は閉じたままにして、
コックのレバーを倒した状態でグラスにコックをセットし、接続しています。
偶に、接続部分がキチンと接続されてなくて、ビールがかなり漏れたことや先ほど述べたように、チューブ自体が切れていてビールが漏れる事が有ります。
その時、コックを閉じていると、きちんと接続されていないところから、一気にビールが漏れる可能性がありますが、コックを開いて注ぐ状態にしていると、 多少、接続がきちんとされてなくても、大半はグラスに注がれます。

後は、慌てず、一度、ディスペンサーヘッドを閉じて漏れた部分を確認しキチンと接続し直せば大丈夫です。

基本的には、ホームセンターや楽天、Amazon等の通販サイトで購入可能なものです。
また、熱帯業の飼育にも二酸化酸化炭素が使われている事もあり、水草用品通販専門店「グリーンズ」のような熱帯魚関連のショップやサイトでもビールサーバーに応用できる部品が手に入ります。